また笑顔で会うための合言葉

最後の日を迎える前に残しておきたいと思った。

 

10/24、最初で最後のgrooveコン現地での参加。

 

いつもの精神的な胃痛とか、過去のSSAの思い出とか思い出したりして。

いざ会場入って途中の入り口からステージが見えた時に、ついに来てしまったんだなと思ったりして。

席についたら予想以上にステージ横でびっくりしたりとか。

フェイスシールドの距離感になれなさすぎて準備段階でも始まってからも色々激突させて。

 

最初は全然始まったって感覚がなかった。

(正直に言うと、STEPあんま聞けてないし、雨はあまり得意な曲ではない笑)

だからTLが始まったときに始まったって思ったし、ふと、これが現実なんだ、最後なんだって思ったら泣けてきてしまった。

 

本当に手紙みたいな、総じて綺麗だと思わせるコンサートだったな。

何よりもこれが彼ららしい、と思ってしまうのがちょっとだけ悔しい。

 

ここでトニカミメドレーなんてやってくるのがまた憎い。

初めてのコンサートが09年カミコンで。

ハバスパが流れた瞬間にまさにその時に戻ったみたいで懐かしかった。あの瞬間、私はあの夏にいたよ。

とにかくカミセンが若い。感覚的にはみんな20代に戻ったみたいな気持ちだった。なんでだろう、曲調かな。若さを全面に押し出していたのかなんだかタイムスリップしたみたいで変な感じだった。Coming Century BOYSの再来。

 

でもさー!born to run来たらこの流れでテーマオブ来ないかな?って思わない?私は思った。今のカミセンのテーマオブが聞きたくてしょうがないのよ。

 

カミセンに比べてトニセンはだいぶ昔の歌を歌っているはずなのに何も変わらなくて(笑)いいのか悪いのかはわからんけど、それだけ安定感があるってことかなということにした。

 

Let meが最後のラブソングなんだなってふと思ったりとか。ああ、これが次のスタートラインなんだなって思ったり。

まさかあんなにも横一直線に並ぶとは思っていなくて。

同じ位置に立ったんだな、と思ったら「またここから駆け出すスタートライン」

次のステップに進もうとしてたり、でも近くにいるよってメッセージだったり。

歌詞を見ながらそんなこと思ってたら泣いてしまった。

こんなにも、大きな愛を受け取って。次のスタートを切ろうとしている彼らから愛の歌のプレゼントを受け取って。

こんなのって、ずるいよ。

進む覚悟を決めるしかないじゃん。

 

そこからの、デビュー曲。

彼らが今の彼らとして立つまでの、最初のスタートライン。

次のラインを引いたと思ったらタイムスリップした?もう、どうしてくれるんだよ。

最初と最後のはざまで、何を思えばいいのだろうか。

 

なんか、こんなにも幸せな解散ってあるのかな、どうなんだろう。

理屈?理性?ではそう思ってるんだけど、でも心がついてきてないなって感覚。

だからなのか、なんとなく不義理というか、彼らに対する罪悪感があって、だいぶ苦しい。

 

どこまで彼らの意図と合致しているのかはわからないけれど、今回のセトリの節々で過去・今・未来をつなげていくように感じていて。

特に、今~未來のところでどうしてもさみしくて、これが最後なんだなって思ってしまって、どうやったってさみしいし苦しい。

それなのに、いつも通りキャッキャしている6人がそこにはいて。しんみりさせてくれないのがなんとも憎いんだよね。

だから好きなのだけど!

 

解散を発表してからの新曲はどうしてもそういう意味で受け取ってしまっている部分があるのは自覚しているんだけど、もしかしたら過剰反応なのかもね。こればかりはわかりませんが。

 

グッドラックベイビー前で遊ぶトニセンも、もうこれも6人で活動している中では最後なんだなって思ったら、ね。

そもそもグッドラックベイビー自体がずるい曲なんだけど!笑

 

ああ~もう、福利厚生が整ってるとしか言いようがない。

 

今、最大の愛を渡そうとしているし、それを受け取っている自覚もある。

Full Circle、クリアを出してこれで最後だろう、と思っていたらまだ最後に1曲作ってきてるなんて、しかもそれこそ私たちへの手紙みたいな曲で。

言葉で伝えるのではなく、歌で伝えます、という通り、これからの未来を描いた曲で。

もう歌詞はうろ覚えだけど、でも、どれだけ案じているのか、自分たちだけでなく私たちの行く末まで考えていて、こんなことあっていいのだろうかって思わずにはいられないわけですよ。

でも、それと同時にどうしてもある種の呪いのように感じてしまっていて。

「笑っていてほしい」だなんて、そんな。

そりゃ、1年はないにしても半年以上期間はあったわけだけど、やっぱり実感がないものは実感がなくて。

もうあと1週間、というところでようやく終わりの雰囲気を感じ取っていて。

そんな中で心の整理をつけようって言っても実質今からみたいなものなのに、彼らの最後の希望を直接聞いてしまうのは、なんだかちょっと、重たい。

どこまで応えられるんだろう、なんて考えてしまう。

もちろん、ずっとしがみついているつもりはないし、個人的にはそれは失礼だと思っているからいつかはちゃんと自分自身も進みたいと思ってる。

でも、それでも今は無理なんだよ。

今すぐと言っているわけじゃないのはわかってるんだけど、なんとなく焦りというか、重圧というか。とにかく重たいなって思ってしまった。

それが愛なんだっていうものわかってる。わかっているし、矛盾してるかもだけどそう案じてくれているのは正直うれしいとも思う。

だから、なんだか自分の中の感情が分裂しているみたいですごく、すごく気持ち悪い。

 

でも、本当に解散した後にはまた違った感情になるのがなんとなくわかるから、だから今、雑だろうとなんだろうと、思っていることを書いておきたかった。

 

 

私はね、今のこの形が一番理想の終わりだと思ってたし、今もそう思っている。

終わるときは6人の意志で決めた終わり方にしてほしかった。

そう思っていたら現実になってしまった。

でも、こんな早くにそうなるとは思ってなかったけどなあ。想定外もいいところなんだけど。

 

だから、今更解散しないで、とかは全然思っていない。

むしろ、もう6人で歌って踊る姿は11/2からは見たくないような気がしなくもない。

もしまた6人が集うことになるとしたら、もっと遠い未来がいい。今この時のことを笑えるようになったときに、あの時は懐かしかったね、いい時代だったねって笑いながら懐古できるときに、6人での新規絵を見たいなって思う。

名残惜しい気持ちでは6人のこと見たくないの。

 

さみしい気持ちと解散しないでっていうのは、自分の中では全く別物なんだなっていうのにちょっとびっくりしたりしてる。

急にやっぱり解散しません!って言われる方が嫌だし、きっと心の底から軽蔑すると思う。それこそ、もう彼らのこと見れなくなるくらいにダメになるかもしれない。

なんか、どこをどう取っても複雑だなって思う。自分でも全然整理できてない。わからないことだらけだよ。

 

 

26年を振り返って、彼らが幸せだったと思えるのが何よりも幸せなことだなと思う。

V6のおかげで出来た思い出も、感性も、友達も、経験も、あげだしたらきっとキリがないと思う。出会えたこと自体が幸せでした。宝箱に詰め切れないくらいの大切なものをきっともらっていると思います。

 

本当にたくさんの幸せをありがとう。心からの感謝を。

 

最後の日まで残り5日。